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ドレミファソラシドは日本語じゃない!ピアノ教室CATピアノねこだよりのブログ18

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「ドレミファソラシド」(Do Re Mi Fa Sol La Si Do )は日本語じゃない!では、何語でしょうか? 日本語じゃない!当たり前でしょ、と言うなかれ。 結構、子どもたちは日本語だと思っているのです。 日本語ではないと子どもたちに伝えると大体の場合、驚きます。 「では、何語でしょうか?」と私が聞くと、いろいろな答えが出てきます。 圧倒的に多いのは、英語。次に多いのは、フランス語。 その子が知っている欧米の国の名前をあげてきます。中には、オーストラリア語(オーストリア語ではない。英語でもドイツ語でもない)という意見もあります。 フランス語は当たらずとも遠からずといった感じですが、答えは、イタリア語です。 というのは、日本の学校教育で使われている音楽の教科書がイタリア語音名を教えているからです。 イタリア語と言い当てる子は、残念ながら少ないです。 では日本語では音名をなんと言うのか? 「ハ ニ ホ ヘ ト イ ロ ハ」(ha ni ho he to i ro ha) 現代の日本語の平仮名は、50音順(a  i  u  e  o  ,  ka ki ku ke ko  etc. )ですが、明治時代より前は、イ ロ ハ ニ ホ ヘ ト(i ro ha ni ho he to)で習うことが一般的だったそうです。 明治時代にドイツ語音名(C D E F G A H C)を日本語に訳した人のアイデアなのでしょう。 C Dur は、ハ長調(ha tyoutyou)ですし、Es Dur は、変ホ長調(hen ho tyoutyou)です。 学校の音楽の教科書では、イタリア語音名なので、ピアノ教室でもイタリア語音名を使っています。 ただし、変化音はイタリア語音名に英語を付けて使います。 ファのシャープ(Fa sharp  ,Fis ,F#) シのフラット(Si flat ,B ,B♭ ) これも日本の小学生、中学生が音楽の教科書で習うことです。 調性の話が登場すると、日本語音名。ここで、ドレミファソラシド(Do Re Mi Fa Sol La Si Do )が日本語ではないことに子どもたちは驚く訳です。 コードネームが登場すると、英語音名。 音楽大学を受験する生徒はドイツ語音名を覚えます。 このように多言語の音名を使い分けるのですが、子どもたちには、肝心な日本語音名は馴染み

きらきら星とモーツァルト作曲「ああ、お母様。あなたに申しましょう」による12の変奏曲K265 ピアノ教室CATピアノねこだよりのブログ17

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チェルニー100のやさしいレクリエーション10番とモーツァルトきらきら星変奏曲テーマ by pianonekodayori (動画のタイトルをタップしていただくと、私のYouTubeチャンネルにつながります。1曲めはチェルニー100のやさしいレクリエーション10番きらきら星。2曲めはモーツァルト、きらきら星変奏曲のテーマ) 日本の子供用のピアノ曲集では、きらきら星(Twinkle twinkle little stars)が掲載されてないものは、ないほどです。 幼稚園でも歌うでしょうし、鍵盤ハーモニカで弾くことも習うでしょう。もしかすると、もともと日本で作曲されたと思っている小さなお子さんも多いかもしれないほど、メジャーな曲です。 ピアノの教材としてのきらきら星は、この動画にあるように、チェルニーがその著書である100のやさしいレクリエーションの10番として取り入れていることが影響していると推察します。 ではチェルニーはなぜ、きらきら星を取り入れているのか? それは、これも推察ですが、モーツァルトのきらきら星変奏曲K265の影響が大きいと思います。将来、モーツァルトの原曲に挑戦してもらいたかったのでは? モーツァルトの変奏曲K265のテーマは、もともとフランスの歌でした。 この歌が当時、ヨーロッパで流行して、イギリスに伝わります。 その時、替歌が作られました。それが、「Twinkle twinkle little stars」だそうです。 12 Variations on "Ah,vous dirai-je maman",K265  (「ああ、お母様。あなたに申しましょう」による12の変奏曲 K265)が日本ではきらきら星変奏曲と呼ばれるのも、替歌である「きらきら星」がイギリスから日本に伝わったためと言われています。 ところで、日本の子供用のピアノ曲集には、きらきら星が掲載されていることが多いと言いました。 私がレッスンで使っている子供用の教材の中にある「きらきら星」は、モーツァルトの変奏曲のテーマがそのまま掲載されています。ただし、装飾音は抜いた状態です。 私はこの曲をレッスンするとき、必ず、モーツァルトの変奏曲のテーマを演奏しています。 小さなお子さんにも、将来、本物のモーツァルトを弾いてもらいたいな、と思いながら弾いています。 Mozart

ピアノ教室はいつやめるのが一般的ですか?ピアノ教室CATピアノねこだよりのブログ16

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 ピアノ教室を辞めるのは、一般的にいつですか? これからピアノを習い始めようと、ピアノ教室を検索エンジンで調べてみると、「ピアノ教室はいつやめるのが一般的ですか?」という質問があることをよく目にします。 「これから始めることなのに」と思う方もいるとは思いますが、このような質問を検索している方は多いということなのでしょう。 一般的には、多くのピアノの先生が言うように、生徒であるお子さんの学年が上がったときでしょう。 学習塾に通い始める小学校3年生ごろ、中学生になることを意識して小学校5年生頃、小学校を卒業する頃がピアノ教室を辞めるタイミングとして多く、趣味でピアノを習っているお子さんの多くは、中学2年生ころまでにはピアノ教室を辞めているでしょう。 さてピアノ教室に通わせたい保護者の皆さんが、ピアノ教室を辞めるタイミングを知りたいのは、どうしてだと思いますか? 私はこの質問は、良い考えだと思います。 なぜなら、ピアノの先生から離れて、ピアノを弾くことが趣味となるのはいつ頃かという質問だと思うからです。 ピアノ教室でピアノを習いたい人は、自分自身で楽譜を読み、ピアノを練習して、好きな曲を弾くことを趣味にしたいと願っていると思います。 ピアノの先生の手助けがなくても、ピアノを趣味で弾けるようになるのは、ピアノ教室でソナチネアルバム1を習うようになった頃だと思います。年数だと4〜5年、ピアノ教室に通った頃だと思います。 ピアノを習うことは、新しい発見の連続です。 習い続けることで、いろいろな曲を知り、知識やピアノを弾くためのテクニックも知ることができます。 どうぞ期限を決めず、ピアノを習っている人自身が納得するまで、ピアノ教室でピアノを習ってみてください。 ピアノの先生は、ピアノを弾けるようになりたい人のお手伝いをさせていただくことに感謝します。 ご一読頂き、ありがとうございます。またお会いしましょう!🐱

日本のブログリーダーアプリ「ブログみる」ピアノ教室CATピアノねこだよりのブログ15

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 にほんブログ村のブログリーダーアプリ「ブログみる」 日本語版ウィキペディア(2023年10月5日(木)版)を引用すると、 にほんブログ村(日本語版ウィキペディア) は、ムラウチドットコムが運営する日本語ブログのコミュニティ▪サイトです。 このピアノ教室CAT ピアノねこだよりのブログも主に音楽教室とピアノ講師のカテゴリーで参加しています。 私は最近、ブログを書き始めたのですが、その前から、にほんブログ村は知っていました。有名ですものね。 この記事の左上の矢印をタップして、三本線をタップすると、にほんブログ村の入口があります。 にほんブログ村の良い所は、ウェブサイトであること。多くのカテゴリーからブログが読めます。 日本人は文章を書いて、発表することが好きな人が多いなあ、と思うことでしょう。 しかし、にほんブログ村は、どれを読もうかと目移りするほどなので、お目当てのブログを探す手間が少しかかります。 そのような時に、活躍するのが ブログみるAndroid版 ブログみるios版 ブログみる公式サイト すっきりとした画面で、お目当てのブログが探せます。 「お目当てのブログが、登録されてない❗」 大丈夫です。 URL やブログタイトルなどで検索するとすぐ見つかります。 アプリでフォローすると、すっきりとした画面で、お気に入りのブログをまとめて読むことができます。 ピアノ教室CAT ピアノねこだよりのブログは、Google Blogger で公開しておりウェブサイトで運営しています。ブログみるの検索機能で、すぐに探せます。フォロー登録もできます。 ただいま、シューベルトのピアノソナタ第13番第2楽章を練習しています。まとまってきたので、近々、演奏動画を投稿できそうです。 https://www.youtube.com/@user-pianonekodayori3/ ご一読頂き、ありがとうございます♥️ またお会いしましょう🎵😸

ベートーヴェンピアノソナタ第19番Op.49-1ピアノ教室CATピアノねこだよりのブログ14

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 ベートーヴェン ピアノソナタOp. 49-1 全楽章を通して録画しました。 今回は練習に少し、時間がかかりました。 「やさしいソナタ」と呼ばれていますが、それは曲の規模が小さいだけで、音楽的に演奏するのは難しいと思います。 私が難しいと思うポイントを解説します。 第1楽章 テンポの設定をどうするのか? テンポを速めにする、または遅くすることで曲の印象が大きく変わります。 嘆きのフレーズがあることから、遅めに弾く解釈もありそうですね。 私も遅めに弾いてみたりしましたが、少し速めに弾くことを選びました。 淡々と曲を進める中で、ポリフォニーを意識してみました。 第2楽章 テンポの設定をどうするのか? 第2楽章もテンポの設定について悩みました。 演奏の技巧は、第2楽章の方が格段に難しいです。 まず8分の6拍子で速めに演奏するため、2拍子でテンポを取る必要があります。 弱起で始まるため、曲の出だしのリズムの取り方が難しい。 途中、ト短調に転調したフレーズはより1拍めを感じるようにする。 私は、この楽章をダンスミュージックのように捉えています。目まぐるしく印象を変えて登場する各パートを、どうまとめるかが最大の問題でした。 全楽章を通して 全楽章を通して演奏する時、私は楽章の間をどう取ればよいのか。 ベートーヴェン ピアノソナタ第19番Op.49-1 By pianonekodayori 曲目をタップして頂くと、私のYoutube チャンネルにつながります。 ご一読頂き、ありがとうございます♥️ またお会いしましょう🎵😸

チェルニー100のやさしいやさしいレクリエーションNo.1~10 ピアノ教室CATピアノねこだよりのブログ13

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趣味でピアノを習う日本の子供たち。 ピアノ教室に通って来ている日本の子供たちの多くは、ピアノを弾くことを趣味にしたいと思っていると推察します。 私は、ピアノを弾くことを趣味にしたい人たちの夢を叶えるお手伝いをしています。 弾いてみたい曲はあるけれど、小さなお子さんの場合、すぐその曲を練習することは難しい。 まず音楽に触れ音楽を聴く力を育てながら、音、リズムなど楽譜について学ぶことが必要です。 なので、いきなり好きな曲ではなくピアノ教本を、少しレッスンが進むとピアノ練習曲と他の曲集というように教材としての楽譜を用いることが一般的だと思います。 私はチェルニー100のやさしいレクリエーションは、自分のピアノ指導を研究するために使っていて、レッスンでは生徒さんはこの曲集を学んではいません。 さて、チェルニー100のやさしいレクリエーション、今回は1~10番です。 チェルニー100のやさしいレクリエーション1~10番 By pianonekodayori 曲名をタップして頂くと、私のYoutube チャンネルにつながります。 チェルニー先生の練習曲 ピアノ教室CAT ピアノねこだよりのブログ8 で書いたように、チェルニーはピアノ練習曲を多く作曲しました。 チェルニーのもとには、職業音楽家を目指す弟子が学びに来ており、後世に名を残す音楽家が集っていたことが知られています。 しかし、この100のやさしいレクリエーションを見ると、職業音楽家を目指す方向ではなく、趣味でピアノを習いたい人に向けた曲集では?と思えるのです。 そして好きな曲を練習する前に、まず練習曲を弾きましょうと語っているように思えます。 1番は、きらきら星によく似た曲。9番まで練習曲のような曲が続きます。 2番は「山のぼり」(means mountain climbing) という題で、日本の出版社が色々な作曲家の作品をまとめた曲集で掲載されているのを知っています。 そして10番目は、きらきら星。 日本の子供用の曲集には、きらきら星が多く掲載されています。 日本できらきら星が広まった経緯は、研究している所があるので、そちらをご参照下さい。 チェルニーが10番目にきらきら星を選んだ理由は、モーツァルトの有名な変奏曲だと思います。 モーツァルト作曲「ああ。お母様、あなたに申しましょう」の主題による12の変奏曲 K265

ベートーヴェン ピアノソナタOp.49-1第1楽章 ピアノ教室CATピアノねこだよりのブログ12

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  Beethoven Piano Sonata Op.49-1 1st mouement By pianonekodayori 曲名をタップして頂くと、私のYoutube チャンネルにつながります。 「やさしいソナタ」と題されているOp 49の2曲。 ソナチネアルバム1にも載っているので、聴いたこと、弾いたことがある方も多いのでは? Op. 49-2の方がより有名です。Op. 49-1は、ゆったりとしたテンポでしっとりした情緒を感じる第1楽章、対して軽やかな第2楽章とOp. 49-2にはない、ほの暗い情感と生命の躍動を感じる曲だと思います。 そして小規模な曲ですが、やさしくない‼️ 音楽としてまとめるには、難しい曲だと思います。 このソナタは全楽章を聴いた方が、絶対良いです。プロのピアニストの演奏動画で、私がおすすめするのは、ブレンデル氏とバレンボイム氏です。両氏の演奏を聴き比べてみると面白いです。バレンボイム氏の方はコンサートの録画を見たことがあります。Op. 49の2曲が十分、コンサートピースになることがわかります。 あともう一方、長井充氏をご紹介します。 お手本のように美しい演奏です。 私も全楽章、弾くぞ‼️と練習していますが、なかなか思ったような動画が、まだ録れていません。 ご一読頂き、ありがとうございます♥️ またお会いしましょう🎵

節分の夕ご飯 ピアノ教室CATピアノねこだよりのブログ11

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2024年2月3日 節分のディナー 献立 (左下から) 焼きししゃも 白米 じゃがいもとクリームコロッケ 刻んだ生の玉ねぎ かぼちゃ、ごぼう、いんげん豆、赤ピーマンのサラダ 納豆 みかん 昨日、2月3日は節分でした。 太陰暦では、2月4日から新年になるそうです。 現代の日本では太陽暦が使われています。太陰暦は古代、中国から伝えられたそうで、日本人の日常にも根付いていることもあります。 節分の行事は日本独自のものだと思います。 日本の各地に色々な風習があるそうですが、代表的なものは、豆まきだと思います。 炒った大豆を福豆と呼びます。 「鬼は外、福は内」 と言いながら、福豆を家の中にまきます。 鬼とは邪気のことで、豆をまくことで家の中の邪気をお祓いする訳です。 まいた福豆を自分の年齢と同じ数を食べると健康に過ごせると言われています。 焼いた鰯の頭を柊の枝に刺した飾りを外に置くという風習もあります。 鰯を焼いた時の煙と匂いが、鬼を寄せ付けないと言われています。 柊は魔除です。 左は、納豆です。 納豆は大豆に納豆菌を入れ発酵させた食品です。 醤油とからしを入れて、よくかき混ぜて、白米にのせて食べます。私は刻んだ生の玉ねぎも入れます。 右は干したししゃもです。 鰯は食べづらいので、形が似ている焼いたししゃもを代わりにしました。 この献立は我が家のオリジナルで、各家庭によって違います。 この頃は恵方巻という、寿司を食べる人が多いかと思います。 今回はピアノや音楽の記事ではなかったですね。 海外の読者も多いようなので、また日本人の日常をご紹介する記事も投稿してみようと思います。 ご一読頂き、ありがとうございます♥️ またお会いしましょう‼️🐱  

チェルニー125のパッセージ練習曲125番 ピアノ教室CAT ピアノねこだよりのブログ10

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 チェルニー125のパッセージ練習曲の最終曲、125番は、あなたのチェルニーの練習曲のイメージを良い意味で変えるでしょう。 チェルニーの練習曲というと、一般的には指を強くする、速く動かす為と思われていますが、色々な曲調があることがわかります。  この125番は4声のポリフォニーで作曲されています。 ポリフォニーとは? 合唱曲を想像してもらうとわかりやすいかな? ソプラノ、アルト、テノール、バスの4つのパートがそれぞれの旋律を歌っています。 これをひとりの2本の手、指で弾き分けるのです。  曲を聴いてみてください。 曲名、画像をタップして頂くと、私のYoutube チャンネルにつながります。 チェルニー125のパッセージ練習曲125番 演奏 ピアノねこだより(by pianonekodayori ) 前回のブログ記事に登場した  シューマン小さなフーガ  もですが、ポリフォニーで書かれた曲が、いかに重要視されていることか。 複数の旋律を弾き分けることができると、 🎵 曲の構成を理解できる。 🎵 それぞれの旋律を聞き分けるようになる。 🎵 音色の違いなど、明快な弾き分けを工夫できるようになる。 など、色々と学べます。 しかし、趣味でピアノを弾いている方すべてがポリフォニーを弾くかというと⁉️ チェルニーの頃も習う方の事情は同じでは、と思うのです。 みんなが全員、プロのピアニストを目指すわけではないので、 チェルニー100のやさしいレクリエーション   のような曲集が誕生したのでは? と思います。 前述の チェルニー125のパッセージ練習曲125番は、嬰ト短調というシャープが5つある調性の曲です。 同じ嬰ト短調で、J.S Bach  平均律クラヴィーア曲集第1巻18番 プレリュードをご紹介します。 J.S Bach 平均律クラヴィーア曲集第1巻第18番 プレリュード 演奏 ピアノねこだより(by pianonekodayori ) お読み頂き、ありがとうございます♥️ またお会いしましょう‼️🐱

シューマン 小さなフーガ ピアノ教室CAT ピアノねこだよりのブログ9

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 シューマン、小さなフーガはユーゲントアルバムOp. 68の第40曲ですが、ソナチネアルバム1にも掲載されています。 曲の構成は前奏曲とフーガの2つの部分からなります。 こちらをタップして頂くと、私のYoutube チャンネルで曲が聴けます。 シューマン 小さなフーガ ユーゲントアルバムOp. 68-40 (ソナチネアルバム1  30番) 演奏 ピアノねこだより(by pianonekodayori ) 楽譜を見て頂くと、解りやすいと思います。 初めの前奏曲は主に2声で右手で弾く旋律と左手で弾く旋律が絡み合うように演奏されます。続くフーガは前奏曲をモチーフにしています。 フーガはスタッカート(音を短く切って弾く)が多く指示されていますが、ノンレガート(音をつなげないで弾く)と私は解釈しました。 同じように音符に点(スタッカート)が書かれていますが、その音によって意味が変わると思います。 アクセントを入れる、軽く弾く、ベースを重めに弾くなど、工夫してみると曲の流れが動きます。 転調がある時には、音色を変えてみると良いと思います。 ユーゲントアルバム、こどものためのアルバムという曲集なのに、弾いてみると難しいです。理想とすることを表現できるように最善を尽くしました。 前奏曲とフーガ、というとJ.S バッハの平均律クラヴィーア曲集を思い浮かべる方も多いと思います。 ソナチネアルバム1には平均律クラヴィーア曲集第1巻第1番のプレリュードも掲載されています。 ソナチネアルバム1は、古典派の代表的な曲のスタイルであるソナタを学ぶ為の曲が掲載されています。 古典派より前のバッハの作品、古典派より後のロマン派の作曲家、シューマンの小さなフーガを掲載していることは、偶然ではありません。 クラシックピアノの伝統が掲載されているのです。 J.S バッハ 平均律クラヴィーア曲集第1巻第1番 プレリュードとフーガ BWV846  演奏 ピアノねこだより(by pianonekodayori ) お読み頂き、ありがとうございます♥️ またお会いしましょう‼️🐱