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ベートーヴェンピアノソナタ第19番Op.49-1ピアノ教室CATピアノねこだよりのブログ14

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 ベートーヴェン ピアノソナタOp. 49-1 全楽章を通して録画しました。 今回は練習に少し、時間がかかりました。 「やさしいソナタ」と呼ばれていますが、それは曲の規模が小さいだけで、音楽的に演奏するのは難しいと思います。 私が難しいと思うポイントを解説します。 第1楽章 テンポの設定をどうするのか? テンポを速めにする、または遅くすることで曲の印象が大きく変わります。 嘆きのフレーズがあることから、遅めに弾く解釈もありそうですね。 私も遅めに弾いてみたりしましたが、少し速めに弾くことを選びました。 淡々と曲を進める中で、ポリフォニーを意識してみました。 第2楽章 テンポの設定をどうするのか? 第2楽章もテンポの設定について悩みました。 演奏の技巧は、第2楽章の方が格段に難しいです。 まず8分の6拍子で速めに演奏するため、2拍子でテンポを取る必要があります。 弱起で始まるため、曲の出だしのリズムの取り方が難しい。 途中、ト短調に転調したフレーズはより1拍めを感じるようにする。 私は、この楽章をダンスミュージックのように捉えています。目まぐるしく印象を変えて登場する各パートを、どうまとめるかが最大の問題でした。 全楽章を通して 全楽章を通して演奏する時、私は楽章の間をどう取ればよいのか。 ベートーヴェン ピアノソナタ第19番Op.49-1 By pianonekodayori 曲目をタップして頂くと、私のYoutube チャンネルにつながります。 ご一読頂き、ありがとうございます♥️ またお会いしましょう🎵😸

チェルニー100のやさしいやさしいレクリエーションNo.1~10 ピアノ教室CATピアノねこだよりのブログ13

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趣味でピアノを習う日本の子供たち。 ピアノ教室に通って来ている日本の子供たちの多くは、ピアノを弾くことを趣味にしたいと思っていると推察します。 私は、ピアノを弾くことを趣味にしたい人たちの夢を叶えるお手伝いをしています。 弾いてみたい曲はあるけれど、小さなお子さんの場合、すぐその曲を練習することは難しい。 まず音楽に触れ音楽を聴く力を育てながら、音、リズムなど楽譜について学ぶことが必要です。 なので、いきなり好きな曲ではなくピアノ教本を、少しレッスンが進むとピアノ練習曲と他の曲集というように教材としての楽譜を用いることが一般的だと思います。 私はチェルニー100のやさしいレクリエーションは、自分のピアノ指導を研究するために使っていて、レッスンでは生徒さんはこの曲集を学んではいません。 さて、チェルニー100のやさしいレクリエーション、今回は1~10番です。 チェルニー100のやさしいレクリエーション1~10番 By pianonekodayori 曲名をタップして頂くと、私のYoutube チャンネルにつながります。 チェルニー先生の練習曲 ピアノ教室CAT ピアノねこだよりのブログ8 で書いたように、チェルニーはピアノ練習曲を多く作曲しました。 チェルニーのもとには、職業音楽家を目指す弟子が学びに来ており、後世に名を残す音楽家が集っていたことが知られています。 しかし、この100のやさしいレクリエーションを見ると、職業音楽家を目指す方向ではなく、趣味でピアノを習いたい人に向けた曲集では?と思えるのです。 そして好きな曲を練習する前に、まず練習曲を弾きましょうと語っているように思えます。 1番は、きらきら星によく似た曲。9番まで練習曲のような曲が続きます。 2番は「山のぼり」(means mountain climbing) という題で、日本の出版社が色々な作曲家の作品をまとめた曲集で掲載されているのを知っています。 そして10番目は、きらきら星。 日本の子供用の曲集には、きらきら星が多く掲載されています。 日本できらきら星が広まった経緯は、研究している所があるので、そちらをご参照下さい。 チェルニーが10番目にきらきら星を選んだ理由は、モーツァルトの有名な変奏曲だと思います。 モーツァルト作曲「ああ。お母様、あなたに申しましょう」の主題による12の変奏曲 K265

ベートーヴェン ピアノソナタOp.49-1第1楽章 ピアノ教室CATピアノねこだよりのブログ12

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  Beethoven Piano Sonata Op.49-1 1st mouement By pianonekodayori 曲名をタップして頂くと、私のYoutube チャンネルにつながります。 「やさしいソナタ」と題されているOp 49の2曲。 ソナチネアルバム1にも載っているので、聴いたこと、弾いたことがある方も多いのでは? Op. 49-2の方がより有名です。Op. 49-1は、ゆったりとしたテンポでしっとりした情緒を感じる第1楽章、対して軽やかな第2楽章とOp. 49-2にはない、ほの暗い情感と生命の躍動を感じる曲だと思います。 そして小規模な曲ですが、やさしくない‼️ 音楽としてまとめるには、難しい曲だと思います。 このソナタは全楽章を聴いた方が、絶対良いです。プロのピアニストの演奏動画で、私がおすすめするのは、ブレンデル氏とバレンボイム氏です。両氏の演奏を聴き比べてみると面白いです。バレンボイム氏の方はコンサートの録画を見たことがあります。Op. 49の2曲が十分、コンサートピースになることがわかります。 あともう一方、長井充氏をご紹介します。 お手本のように美しい演奏です。 私も全楽章、弾くぞ‼️と練習していますが、なかなか思ったような動画が、まだ録れていません。 ご一読頂き、ありがとうございます♥️ またお会いしましょう🎵

節分の夕ご飯 ピアノ教室CATピアノねこだよりのブログ11

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2024年2月3日 節分のディナー 献立 (左下から) 焼きししゃも 白米 じゃがいもとクリームコロッケ 刻んだ生の玉ねぎ かぼちゃ、ごぼう、いんげん豆、赤ピーマンのサラダ 納豆 みかん 昨日、2月3日は節分でした。 太陰暦では、2月4日から新年になるそうです。 現代の日本では太陽暦が使われています。太陰暦は古代、中国から伝えられたそうで、日本人の日常にも根付いていることもあります。 節分の行事は日本独自のものだと思います。 日本の各地に色々な風習があるそうですが、代表的なものは、豆まきだと思います。 炒った大豆を福豆と呼びます。 「鬼は外、福は内」 と言いながら、福豆を家の中にまきます。 鬼とは邪気のことで、豆をまくことで家の中の邪気をお祓いする訳です。 まいた福豆を自分の年齢と同じ数を食べると健康に過ごせると言われています。 焼いた鰯の頭を柊の枝に刺した飾りを外に置くという風習もあります。 鰯を焼いた時の煙と匂いが、鬼を寄せ付けないと言われています。 柊は魔除です。 左は、納豆です。 納豆は大豆に納豆菌を入れ発酵させた食品です。 醤油とからしを入れて、よくかき混ぜて、白米にのせて食べます。私は刻んだ生の玉ねぎも入れます。 右は干したししゃもです。 鰯は食べづらいので、形が似ている焼いたししゃもを代わりにしました。 この献立は我が家のオリジナルで、各家庭によって違います。 この頃は恵方巻という、寿司を食べる人が多いかと思います。 今回はピアノや音楽の記事ではなかったですね。 海外の読者も多いようなので、また日本人の日常をご紹介する記事も投稿してみようと思います。 ご一読頂き、ありがとうございます♥️ またお会いしましょう‼️🐱